オークス馬シンハライトを半姉ミリッサ、余裕の勝利！

２６日の京都５Ｒ、２歳新馬戦（芝１６００メートル、１６頭立て）は今年のオークス馬シンハライトを半姉に持つミリッサ（牝、栗東・石坂正厩舎、父ダイワメジャー）が息の長い脚を繰り出し、余裕たっぷりに１番人気の支持に応えた。勝ち時計は１分３６秒３。

道中は中団馬群の外めから追走していたが、４コーナーから先頭に立たんばかりの勢いで進出を開始。逃げるパンサーバローズと一騎打ちになった直線でも追ってからは確かな伸び脚で、ラスト１００メートルでしっかりかわすと、最後は１馬身１／４差をつける完勝だった。

手綱を執ったルメールは「すごく走りそう。１６００メートルもちょうどいい。最初はモノ見していた。ペースが遅かったのでまくっていったが、直線に入っての反応が強かった。ポテンシャルは高いと思います」と満足そうな表情を浮かべた。

同馬はシンハライト（父ディープインパクト）だけでなく、半姉のリラヴァティ（父ゼンノロブロイ）が今年のマーメイドＳを、半兄のアダムスピーク（父ディープインパクト）が１１年のラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳Ｓを勝ち、兄姉３頭が重賞ウィナーという良血馬。この３頭も手がけてきた石坂調教師は「勝って当然と思われてるかもしれないけど、相当心配だったよ。競馬してみないと分からないからね。普通はあんなところから動かれないと思うけど、ジョッキーの判断だな。勝負根性？　血統的なモノはあるだろう。とりあえずよかった」とホッとした表情を浮かべていた。次走は未定。

引用元：ヤフー【http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000037-sph-horse】

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