JRAが再来年に降級制度(4歳6月の収得賞金半減)を無くそうとしていることが判明

その中で、中央競馬が再来年に降級制度をなくす動きをしている話題には、オーナーブリーダーも多い参加者がざわついた。ＪＲＡの降級制度は、日本ダービー翌週から３歳馬が古馬と混じり、３歳以上のレースが編成された際、これに合わせて４歳馬の収得賞金を半額にして、１０００万クラス以上の４歳馬（オープンの一部を除く）のクラスが下がることをいう。「ダービーまでに５００万で勝ちあぐねている４歳馬は、勝っても再び５００万に出走できるため、馬主や厩舎関係者も必死に勝利を目指します。また、６月に降級した馬は当然すぐ勝って、（もともといた）上のクラスを目指しますが、春から夏にかけて降級に関わる馬を、ファンは自信を持って馬券を買うこともある訳ですよ。ファンに浸透している制度を、説明もなしにやめます、と言われても納得できないでしょう」と話していた。

もし、これを推し進めるような動きが本格化したなら、馬主連合会として要求すべきことをしっかり提案し、完全に受け身になることのないように、声を上げていくことを望んでいた。このことのみならず、岡田氏は競馬先進国を例に出して、「生産者がイニシアチブを取っていかなければ、競馬の発展につながらない、という思いを持つことが大切です。そのためには、馬のプロとしてオーナーブリーダーを目指していくべきであり、生産者という立場だけでなく、ひとりのオーナーとして発言力のある人間になるべきです」と、何度も強調していた。

引用元：スポーチ報知【http://www.hochi.co.jp/horserace/20161129-OHT1T50161.html】

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