【北九州記念】ボンボヤージ川須164倍

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ニュース概要

８月２１日の小倉１１Ｒ・第５７回北九州記念（ＧⅢ、３歳以上オープン、ハンデ、芝１２００メートル、１８頭立て、１着賞金＝４１００万円）は、川須栄彦騎手の１６番人気ボンボヤージ（牝５歳、栗東・梅田智之厩舎）＝５１キロ＝が好位追走から直線で内を突いて伸びⅤ。単勝１６４．３倍の低評価を覆す走りで、重賞初制覇を果たした。タイムは１分６秒９（良）。

１馬身１／４差の２着は、後方から脚を伸ばした３番人気タイセイビジョン＝５７キロ＝。１番人気のナムラクレア＝５３キロ＝は、中団から猛然と追い込んだものの届かず、さらにクビ差の３着に終わった。なお、重賞連勝を狙った２番人気テイエムスパーダ＝５１キロ＝は、先手を奪ったものの直線半ばで失速し７着に敗れている。

◆川須栄彦騎手（１着　ボンボヤージ）「オープンに上がってから、なかなか結果が出ていませんでしたが、①番枠を最大限生かして乗ろうと思っていました。何度もコンビを組ましてもらっていて、ここ何走かは差しの脚質転換をしようという話を陣営としていました。それも生きたレースだったんじゃないかと思います。福岡出身で、ここで久々に重賞を勝つことができて大変うれしく思います。このきょうだいは本当によく走っています。この馬も小倉と相性がいいと思います。枠順、軽ハンデと恵まれたが、本当に立派な走りだったと思います」

◆梅田智之調教師「びっくりやわ。（１７日に死去した）伊藤（雄二）先生が乗り移っているんじゃないか。ここ２走ぐらい、直前で騎手が乗り替わっていて、馬の（情報の）伝達ができていなかったが、きょうは一番分かってくれているジョッキーがうまく乗ってくれた。まぐれと言われるかもしれないが、これぐらいは走る馬だと思っていた。（次走は）オーナーと相談してからになるが、スプリンターズＳあたりになるんじゃないかな」

ボンボヤージは、父ロードカナロア、母ディープインアスク、母の父ディープインパクトという血統。北海道平取町・（株）ＡＳＫ　ＳＴＵＤの生産馬で、馬主は廣崎利洋氏。通算成績は２０戦５勝。重賞初制覇。北九州記念は川須栄彦騎手、梅田智之調教師ともに初勝利。

引用元：ヤフー【https://news.yahoo.co.jp/articles/72c6f678e5b12b6ff33670788b170c22888be82e】

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