砂の〝新〟怪物フライトラインＶＳ芝で１０戦無敗のバーイード　欧米メディアで報道過熱

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　３日に米・デルマー競馬場で行われたＧⅠパシフィッククラシック（ダート２０００メートル）でフライトライン（牡４＝父タピット、Ｊ・サドラー厩舎）が２着に「１９馬身４分の１差」という大勝利を収め、世界の競馬関係者に衝撃が広がっている。

米国の競馬メディア「ブラッドホース」ウェブでも数々の特集記事を掲載。伝説的名馬であるマンノウォー、ドクターファーガー、セクレタリアトなどの名前を挙げ、その強さを称賛。スピードの豊かさも特筆されている。

その衝撃はヨーロッパにも伝わり「フライトラインはバーイードより強いのか？」と、仏ＧⅠ凱旋門賞（１０月２日＝パリロンシャン競馬場、芝２４００メートル）への出走も視野に入る１０戦１０勝のバーイード（牡４＝父シーザスターズ、Ｗ・ハガス厩舎）と比較する報道もあり、芝・ダートと路線は違えどフライトラインのほうを上に見る声が多く散見された。

ＩＦＨＡ（国際競馬統括機関連盟）がこの夏、発表した「ロンジンワールドベストホースランキング」（ＬＷＢＲＲ）で、２０２２年１月１日から８月７日までを対象としたレーティングでは、バーイードは「１２８」、フライトラインは「１２７」だった。今回のパシフィッククラシックＳの圧勝を受け、バーイードの次走次第ではこの〝格付け〟が逆転することも十分にある。

ちなみにこのＬＷＢＲＲで、凱旋門賞に出走する日本馬ではタイトルホルダーが「１２４」、ドウデュースが「１２０」となっている。

引用元：ヤフー【https://news.yahoo.co.jp/articles/ca64e07eb78276af2b559305949f90f7972d6a3d】

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