三浦皇成、1000勝達成「大変長らくお待たせしました」

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先月１３日にリーチをかけてから１カ月半、苦しんだ末にようやく大台到達だ。三浦皇成騎手（３３）＝美浦・鹿戸雄一厩舎＝が２４日、東京５Ｒ新馬戦のヴェロキラプトルで史上４２人目、現役では２２人目となるＪＲＡ通算１０００勝（１万１１５１戦目）を達成。東京競馬場に駆け付けたファンの前で、多くの同僚らを背に喜びを報告した。

「皆さん、大変長らくお待たせしました。なかなか勝ち切れずに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。９９９勝になってから、１勝することの大変さやありがたみを今までのジョッキー人生で一番強く感じられたのかなと思います。リーチがかかってから、先輩方は『早く勝てよ』と言ってくださるのですが、レースになると全然気にもしてくれず（笑）。それだけ競馬界はお互いが切磋琢磨できる素晴らしい世界なんだなと思います」

２００８年に武豊騎手の６９勝を大きく超える、９１勝の新人最多勝利記録樹立という華々しいデビューを飾った三浦騎手も今年で１６年目。１６年の札幌競馬での落馬による大けがで丸１年戦列を離れる苦しい経験もしたが、復帰後は１９年に自身初の１００勝超えとなる１０２勝をマークと、けがをする前以上の活躍を見せてきた。

「自然と苦しかった思いを忘れて、勝つときの喜びをかみしめています。これだけの歓声の中でゴールを切れたことは騎手として貴重な時間となりますし、これからもその時間を大切に、もっといい形にしていけるよう頑張っていきます」

ＪＲＡ重賞は２０勝で、１３年から今年まで１１年連続Ｖ。全日本２歳優駿、ＪＢＣスプリントとＪｐｎⅠも２つ勝ったが、期待されるのはＪＲＡ・ＧⅠタイトルの獲得だ。これからが旬の３３歳。また新たな目標に向けて駆けていく。

引用元：ヤフー【https://news.yahoo.co.jp/articles/7ec6d75749db30d07b4e16118ae9b5c7f5043f65】

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