藤井勘一郎騎手が引退……17日に京都競馬場で引退セレモニー

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　ＪＲＡの藤井勘一郎（４０＝栗東・フリー）が今月末でジョッキー引退を表明した。１３日にＪＲＡから発表された。

藤井ジョッキーは本紙読者に向けて「東スポさんから声をかけていただき、２０２１年から約２年間、東スポ競馬ウェブでコラムを連載させていただきました。自分の思いを伝えられる場を設けてもらったことはすごくうれしかったですし、コラムを通していろいろな方にお話を聞けたことがいい経験になりました」と感謝を述べた。

また、今後は「今月をもって引退、ということになりましたが、これからも前を向いて一歩一歩チャレンジを続けていきます。もちろん競馬界とは関わり続けていくつもりですので、温かく見守っていただけたら幸いです」とメッセージを送った。

藤井騎手は１９９８年に単身オーストラリアに渡り２００１年に同地の競馬学校を卒業。見習い期間を経て０６年の現地ニューサウスウェールズ州で騎手デビューすると、以来シンガポール、韓国など世界１３か国、約７０か所の競馬場で騎乗経験がある。１６年にはクリソライトで韓国ＧⅠコリアカップを、１８年にはモーニンで同ＧⅠコリアスプリントをそれぞれ制している。

１９年にはＪＲＡ騎手試験に合格し、同年３月２日阪神２Ｒにダイヤレイジング騎乗でデビュー。２０年３月２０日の中山１１Ｒ・ＧⅢフラワーカップではアブレイズに騎乗してＪＲＡ重賞初勝利を飾った。２２年４月１６日の福島８Ｒで落馬負傷。その後は復帰に向けてリハビリを続けていた。ジョッキーとして復帰の夢は残念ながらかなわなかったが、これからも藤井勘一郎の挑戦は続いていく。ＪＲＡ通算１１８２戦４２勝。

なお、１７日（土）には京都競馬場のウイナーズサークルで４Ｒ（１１時３０分発走予定）終了後に同騎手の引退セレモニーを実施する。

引用元：ヤフー【https://news.yahoo.co.jp/articles/cbcd122e45b89d779e3ad7ce2f0ecfbab5404f8a】

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