デルマソトガケ、輸送中の機内でアクシデント発生

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　デルマソトガケ（牡４・音無）はルメールが騎乗してダートを軽快に駆け抜けた。鞍上との呼吸もピッタリに活気十分の走りを披露。米遠征（ＢＣターフ＝２着）以来となる実戦も動きの良さは十分に目を引いた。

ルメールは「すごくいい感じ。馬の状態はバッチリです。５ハロンから段々とペースを上げて、直線は無理せず伸びてくれた。普段は単走だと物見をしているらしいけど、今日は自分から動いてとてもまじめ。大人になって、自分の仕事を分かっています」と好感触を口にした。

一方で、日本からの輸送でアクシデントがあったと明かしたのが音無調教師。「右目付近と顔全体も腫れていました。（厩舎スタッフが帯同できないため）見ていないので想像するしかありませんが、（頭絡に）つけていた名前の入った金属（ネームプレート）が曲がっていたので、相当な力が加わったのでしょう。幸いに腫れは引いて、すぐに乗り込めたし追い切りの動きも良かったが、（空輸中の）ストールの中でどういうショック状態だったかは僕らには分からない。馬との関係で他の馬を嫌がったりするなら、精神面で今後の競馬に影響するかもしれない」と音無調教師。

空輸中は狭い柵に入って隣の馬とも密着するため、馬同士がかみ合ったりしていわば〝けんか〟が時に起こるという。音無師の説明では馬同士のけんかはどちらかが一方的に威嚇するため「けんかをして負けている」（同師）状態だといい、その影響への心配を吐露したが、「幸いルメールの感触も含めて動きは良かったし、今年の砂質が昨年と違ってドバイやアメリカに近づいたのは好材料。（サウジカップを勝てば）世界一の賞金で夢のような話。今年からＪＲＡで馬券発売もあるのでやりがいもあります」と前を向いた。

引用元：ヤフー【https://news.yahoo.co.jp/articles/9fd8c4e8344c13c051299c95c32ac1b293a130ab】

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