香港馬ガンピット日本長期滞在？チャンピオンC→日本で数戦→直接ドバイWC

【チャンピオンズＣ】ガンピット、香港の刺客が初ダートにも自信！
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151201-00000243-sph-horse
今年のチャンピオンズＣ（６日、中京）にただ一頭、海外からやってきた香港のガンピット。
地元ではオールウェザー（ＡＷ）で７戦７勝と圧倒的な強さを見せているが、ダートは未経験だ。
日本を含め、豊富な海外遠征経験を誇るキャスパー・ファウンズ調教師（４８）は
このレースをきっかけに世界制覇を目指す、壮大な野望を抱いている。

香港のオールウェザー（以下ＡＷ）で７戦全勝の快進撃。
だが、香港は芝のレースが中心で、ＡＷは１割にも満たず、そのうえ重賞がない。
オープンに相当する『クラス１』を勝って条件の合うレースがなくなり、新天地を求めて日本のＧ１に矛先を向けた。
「初勝利が芝だったけど、ＡＷを使ったら圧倒的な適性を見せた。中京のダートは軽いと聞いている。
スピードあふれる馬だから、そんなダートなら力を存分に発揮できる」。

短距離王のラッキーナインなどで海外経験が豊富なファウンズ調教師が初ダートにも自信を見せる。

世界を意識させるだけの桁違いの性能の持ち主だ。
香港で走った前回のジャクソンハンデキャップはＡＷ１６５０メートルで１分３６秒３４の好タイム勝ち。
６０キロを背負いながらもゴール前では流す余裕を見せた。
「４か月半の休み明けを勝って、ますます状態は良くなっている。本当、レースが楽しみだね」とトレーナー。

圧巻のパフォーマンスを見せた２日後の１１月２０日に、チャンピオンズＣへの選出が決まった。

これを機に、超異例の日本長期滞在プランを描いている。
今後は東京大賞典（２９日、大井）を視野に入れ、その後も香港では適当なステップレースがないため、
日本から直接、ドバイに直行する青写真がある。

「今回、結果を出しての話だが、日本には１月、２月にもダートの重賞、
Ｇ１があるんだよね。滞在を真剣に考えないと」とファウンズ調教師。

高松宮記念を制したエアロヴェロシティに続き、尾張の地でまたも香港旋風が吹き荒れる。