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　Ｍ・デムーロ騎乗で４番人気のミスニューヨークが、出負けして後方からの競馬になりながら直線で豪快に伸びて差し切り。８度目の挑戦で重賞初制覇を飾った。３番人気のアンドラステが昨年と同じ２着。１３番人気のギルデッドミラーが３着に入り、１番人気スマートリアンは７着だった。

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目の覚めるような末脚だった。ミスニューヨークが、上がり３ハロン３４秒６の末脚で大外一気。前の馬たちをまとめて差し切り、重賞初Ｖを飾った。

「スムーズに行きたかったので、馬の気持ちを大事にしました。瞬発力が半端ないのは分かっていたけど、思った以上に伸びてくれた」

先週の阪神ＪＦに続くＶで絶好調のＭ・デムーロ騎手。朝日杯ＦＳ、有馬記念の大一番に向け、またひとつ弾みをつけた。スタートで後手に回ると、鞍上は腹をくくって最後方を追走。勝負どころからポジションを上げると、ラスト１ハロンを切ったところで一気に加速し、次元の違う脚で前の馬をかわし去った。

「中山は合いますね。ジョッキーもうまくペースを読んで、脚を温存することに専念してくれました」と杉山晴調教師。これまで重賞では結果を残せていなかったが、８度目の挑戦でタイトルを手に入れた。「どこかでひとつ取りたいと思っていた」という願いをかなえ、来年はさらに大きな舞台へ羽ばたいていく。（三浦凪沙）

■ミスニューヨーク　父キングズベスト、母マンハッタンミート、母の父マンハッタンカフェ。青鹿毛の牝４歳。栗東・杉山晴紀厩舎所属。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬。馬主は（有）高昭牧場。戦績１７戦５勝。獲得賞金１億２３２８万３０００円。重賞は初勝利。ターコイズＳは杉山晴紀調教師、ミルコ・デムーロ騎手ともに初勝利。馬名は「女性＋ニューヨーク。母名より連想」。

引用元：ヤフー【https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd2dd772eeea3ea0781173ce608f1d0f4901c27】

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