フランケル産駒ライズイーグル、鞍上福永騎手でデビュー！

現役時代にＧ１レース１０勝を含む１４連勝無敗で引退した“英国の怪物”フランケル産駒が今週、日本でデビューする。２日の中京・芝１４００メートルの新馬にライズイーグル（牡２歳、栗東・森厩舎）がスタンバイ。父譲りのスピードで初陣を飾るか。

“怪物”の初年度産駒がいよいよ日本でベールを脱ぐ。世界が熱い視線を送るフランケル産駒のライズイーグルが、中京開幕日の芝１４００メートルでデビューを迎える。

フランケルは１０年のデビューからマイルを中心に無傷の１４連勝。英２０００ギニーなどＧ１レース１０勝を積み重ね、２年連続で欧州の年度代表馬と、トップに君臨した。輝かしい成績を残した世界最強マイラーの父から、豊かなスピードを受け継いでいる。

１９日の栗東・坂路で５２秒４―１２秒４をマークすると、１週前追い切りの２２日はコンビを組む福永を背に５１秒０―１２秒４。「めっちゃ時計出るわ」。強めの手応えながら好タイムを出し、福永は驚きの表情だ。清永助手も「牧場でいい動きをしていると聞いていたが、うわさにたがわぬ動き。調教が終わったあとも余力がある感じ」と素質の高さを感じ取っている。

フランケルは毎年、１３０頭程度にしか種付けを行っておらず、日本に入ってくる産駒は多くない。“マテラ”の冠で知られる大野照旺オーナーが、１５年の米キーンランドセプテンバーイヤリング（１歳）セールで８０万ドルで落札。当時の日本円で１億円ほどの値がついた、貴重な産駒だ。

半姉ララアは米２歳Ｇ１のハリウッドスターレットＳ（ＡＷ８・５ハロン）を勝利。芦毛の良血にかける陣営の期待は大きい。「血統的にも、動き的にも、値段的にも期待している馬。見た感じ、スピード、パワーがありそう。臨戦態勢は整っている。これくらいはサクッといってもらわないと」と清永助手の表情は自信に満ちていた。欧州で続々とデビューを飾っているフランケル産駒。日本第１号も続くか。

引用元：ヤフー

引用元：フランケル産駒ライズイーグルが鞍上福永でデビュー