アフリカンゴールドはねえよ

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　２月１３日の阪神１１Ｒで行われた第１１５回京都記念（４歳以上オープン、ＧＩＩ、芝２２００メートル、別定、１３頭立て、１着賞金＝６２００万円）は、国分恭介騎手の１２番人気アフリカンゴールド（セン７歳、栗東・西園正都厩舎）が先手を奪ってマイペースの逃げを打つと、直線に入っても上位人気の各馬が伸びを欠くなか脚いろ衰えず、そのまま逃げ切った。１９年１０月以来約２年４か月ぶりとなる勝利を重賞初制覇で飾った。タイムは２分１１秒９（稍重）。

１馬身１／４差の２着に好位を追走し直線内めから迫った８番人気のタガノディアマンテ、さらにクビ差遅れた３着には後方から末脚を伸ばした６番人気のサンレイポケットが入った。なお、１番人気に支持されたユーバーレーベンは好位から抜け出しを図るも伸び切れず５着に敗れた。

◆国分恭介騎手（１着　アフリカンゴールド）「（今年初勝利）もっと勝たないといけないですが、こういういい馬に乗せていただけて、幸せです。他の馬にペースを握られるより、自分で握った方がいいメンバーということを先生と話していて、その通りの競馬ができました。乗っている感じは手応えというよりは、うながせばうながすほど頑張って走ってくれるイメージだったので、手応えは気にしていませんでした。ペースも速くなかったので、後ろの馬が来そうだというのは頭に入れて、踏み遅れないように考えていました。（どこでＶを確信との質問に）今でも確信できていないぐらいうれしいです。馬に頑張ってくれと願っていました。成績のよくない僕を乗せ続けてくれて本当に感謝しかないです。恩返しがしたかった。歳は取っていますが、馬はまだ若いです。きょうも返し馬で落とされそうになりました。たくさん乗せてもらって、タイトルをもっと取れるように頑張りたいです」

◆西園正調教師（同）「４コーナーで手応えをみて、うちの馬はジッとしていたのに、後ろの馬は手が動いていたので、ひょっとしたらと思ってみていました。お兄さんが７歳でドバイを勝っているので、今が遅咲きのピークかもしれないね。ＧＩＩを取ったら、ＧＩに行くしかないね。まだ大阪杯まで時間があるので、そこはオーナーと相談します。（ジョッキーとは）手が合っていたんだろうね。うまく乗ってくれた。この馬は１年を棒に振っているし、６歳みたいなもの。去勢して種牡馬になることとかは考えなくていいし、レースを使っていきたい」

京都記念を勝ったアフリカンゴールドは、父ステイゴールド、母ブリクセン、母の父Ｇｏｎｅ Ｗｅｓｔという血統。北海道日高町・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)の生産馬で、馬主はゴドルフィン。通算成績は２７戦５勝。重賞は初制覇。京都記念は、管理する西園正都調教師、騎乗した国分恭介騎手ともに初勝利。

引用元：ヤフー【https://news.yahoo.co.jp/articles/690cd531e2b977847eed8fa74e5d2521c39bd931】

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