忘れた頃の江田照男

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　６月１８日の東京１１Ｒ・スレイプニルＳ（ダート２１００メートル＝１２頭立て）は、１０番人気の伏兵、スレイプニル（牝５歳、美浦・田島俊明厩舎、父キズナ）が強引に主導権を主張、そのまま後続の追撃を振り切って、３勝クラスに続き、オープン昇級初戦を勝利で飾った。勝ち時計は２分８秒５。２着も９番人気のサクラアリュールが入り、３連単は１２６万５９３０円の大波乱となった。

ハナだけは譲らない―。江田照男騎手は、大外１２番枠からムチを飛ばしてパートナーを叱咤した。思惑通り最初のコーナーを先頭で回ると、後続を引き離しにかかった。「速いペースで逃げてもスタミナはある。ほかの馬がバテても、この馬は大丈夫」。最後の直線を迎えても、逃げ脚は鈍らなかった。

「自分の形に持ち込むまで時間がかかる。いつも、この課題と向き合ってきたが、今日はできた。息も入ったし、最後まで頑張ってくれた」と江田照男騎手は会心のレースを振り返った。

田島俊明調教師も同じ。「中山ならあのペースでもと思ったが、東京の２１００メートルでよく頑張った。自分の形に持ち込めたのがよかった」と連勝を喜んだ。

引用元：ヤフー【https://news.yahoo.co.jp/articles/97a65dd1a733753541c2b3001e33adce345edd9a】

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