ジェンティルドンナ&橋口元調教師が殿堂入り！

ＪＲＡは１２日、２０１６年度の顕彰馬にジェンティルドンナ、顕彰者に橋口弘次郎元調教師（７１歳）を選出したと発表した。表彰セレモニーは１０月１０日、京都競馬場で行われる。

昨年度のオルフェーヴルに次ぐ３２頭目の顕彰馬となったジェンティルドンナは、１１年に栗東・石坂正厩舎からデビュー。１２年に牝馬３冠に加え、３歳牝馬として初めてジャパンを制し、年度代表馬に選ばれた。１３年にジャパンＣを連覇。１４年にはドバイシーマクラシックと有馬記念を制し、２度目の年度代表馬に輝いた。現役引退後は繁殖入りし、今年２月にはダービー馬キングカメハメハとの間に初子（牝馬）が誕生している。

◆石坂正調教師「大変光栄です。３年以上、無事に頑張ってくれたことに対し評価していただけたことをうれしく思っています。ジェンティルドンナからたくさんのことを学び、育てられたことは大きな財産です」

◆馬主の（有）サンデーレーシングの吉田俊介代表「牝馬３冠にはじまり、ジャパンＣでのオルフェーヴルとの追い比べ、翌年のジャパンＣ連覇、絶望的な位置から差し切ったドバイシーマクラシックでの末脚、さらには感動的な有馬記念でのラストラン…。数々の名場面はまだまだ記憶に新しいところです。今後は産駒もご声援いただければ幸いです」

また中央競馬の発展に特に貢献があった元調教師や元騎手をたたえる顕彰者に選出された橋口元調教師は、歴代１６位の９９１勝を挙げ、ワンアンドオンリーによるダービーを含めＧＩで通算１１勝を誇る。

◆橋口弘次郎元調教師「このような賞をいただけるとは思っていなかったので驚いています。橋口厩舎の代表として、この賞を受けさせていただきたいと思います」

顕彰馬の選定基準は、記者１９８人による投票数（１人当たり最大４頭）の３／４以上（１４９票以上）の票を得た馬で、１９９５年４月１日から２０１５年３月３１日の間に競走馬登録を抹消した馬が対象。ジェンティルドンナの得票数は１５５票だった。１３年度の年度代表馬ロードカナロアは２位の１２５票。基準をクリアできなかった。一方、顕彰者は、ＪＲＡ内に設置された選考委員会で選定基準に基づいて決まった。

引用元：ヤフー

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