名手パスキエ「マカヒキほぼノーチャンス」

「マカヒキには、やさしく、やさしく」
ニエル賞後のマカヒキについて心配だったのは、レースから凱旋門賞本番までの間に、朝の調教を強くしすぎるのではないかということだったが、今日の様子を実際に見るとそれは杞憂であった。
マカヒキはリラックスして調子もよく、過度の調教を受けたようには見えなかった。
関係者は、どれほどマカヒキがよく動いているかということよりも、いかにリラックスして機嫌がよいかということを強調したがっており、このことは凱旋門賞の本番で好走する助けになるだろう。
そうはいっても、STEPHANE PASQUIER騎手とシャンティ競馬場のトラックを歩きながら話したところ、彼は、マカヒキが勝つチャンスはほとんどないと感じていた。
そうかもしれない、しかしマカヒキ陣営の準備のしかたは、（厳しい）東洋式ではなく、（やさしい）フランス式であり、そのことはマカヒキにとって利益になるだろう。

イギリスの各種記事をみると、日本のこの世代の優秀さは知られておらず、マカヒキの勝ち方も僅差の連続なので、その真価を理解しないものが大半です。タイムフォームのラップ分析は例外的に優れた能力分析でうれしいですね。

頑張れマカヒキ。

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