ルージュバック、大竹厩舎で体調を崩す！？一週前に蕁麻疹・反応が鈍い・カイバ食いもいまイチ

東京開幕週のメイン、毎日王冠（Ｇ２、芝１８００メートル、９日＝１着馬に天皇賞・秋の優先出走権）に出走するルージュバック（牝４、大竹）が６日、美浦ウッドで追い切った。仕掛けての反応は鈍かったが、地力で１馬身先着。６月のエプソムＣ以来の実戦でも、牡馬相手に重賞連勝を飾り、今後の進路を確定させる。

ＧＯサインからの反応は遅れたが、ルージュバックは力でねじ伏せた。直線半ば、内からプエルト（古馬５００万）に並ぶと、突き放して、１馬身先着。前にもう１頭、目標を置いていたが、ゴール板を過ぎてから捉えんばかりに伸びた。

大竹師は開口一番「“休み明け”という感じ。反応の鈍さがありましたね」と感想をもらした。ただ、理由は明確。全体では「ズブさが出てきているわけではない。ゴールを過ぎてからも動けていた。動きはいいので心配はしていない」と及第点で、このひと追いで良くなる感触は得た。

１週前にはじんましんが出た。「今回は環境になじませるのに時間がかかった」。今では回復したが、そこは繊細な牝馬。慎重に調整を進める。反応の鈍かったこの日も「あえて動かさなかった」と馬に任せる形を貫いた。気分良く走らせることが吉と出る。

天皇賞・秋へ向かうか、エリザベス女王杯へ向かうか、今回の結果で今後の進路を決める。「東京の１８００メートルという条件はいい。あとは馬場が極端に悪くならなければ」。１年４カ月ぶりの復活Ｖを飾ったエプソムＣと同舞台。開幕週の馬場でルージュが強さを見せる。【三上広隆】

◆牝馬の毎日王冠　過去１０年でのべ３頭が出走。０６年ダンスインザムード、０８、０９年ウオッカはいずれも２着だった。ルージュバックが勝てば、９３年シンコウラブリイ以来９頭目。

引用元：ヤフー【http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000039-nksports-horse】

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