サトノアーサー、無傷の2連勝！上がり600メートルは32秒7と驚異的な数字をマーク！

４日の阪神９Ｒ・シクラメン賞（２歳５００万・芝１８００メートル＝９頭立て）は単勝１・６倍の圧倒的１番人気に推されたサトノアーサー（牡２歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト）が直線で力強く抜け出し、３馬身半差で無傷の２連勝を飾った。勝ち時計は１分５０秒８。

出遅れ気味だったが、序盤は中団馬群の外めで脚をためて追走。馬場の真ん中へ持ち出された直線で川田が追い出すと、一気にギアを上げるように大きなフットワークで加速した。ラスト２００メートルで先頭へ立ってからは川田が後方を確認した後、最後は流すような感じだったが、上がり６００メートルは３２秒７と驚異的な数字。スケールの大きさが際立つ圧巻の勝ちっぷりだった。

「いい内容で勝ってくれました。無事に来年に向けて歩んでいけると思います」と川田。同馬はニュージーランドの１０００ギニー・Ｇ１などを制したキングスローズを母に持ち、１５年のセレクト１歳セールで１億９５００万円（税抜）の高値がついた。「使った上積みがありましたね。今後は２０００メートルで（前半１０００メートルが）６０、６１秒台になった時にうまく折り合えるか。今回は負担をかけずに確実に取れるレースをと思っていましたが、理想的な競馬だったと思います」と池江調教師は笑顔を浮かべていた。

今後は同じ池江厩舎、里見治オーナーの先輩となる菊花賞馬サトノダイヤモンドのローテと同じように、きさらぎ賞・Ｇ３（２月５日、京都）へ向かう。

引用元：【http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161204-00000151-sph-horse】

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