暮れの中山でダイヤが最強の輝きを放った。菊花賞馬サトノダイヤモンド(牡3、池江)が世代交代を成し遂げた。好位から強気の競馬で王者キタサンブラック(牡4、清水久)をねじ伏せ、クリストフ・ルメール騎手(37)は感涙にむせんだ。来年は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=シャンティイ)挑戦を最大目標に設定し、春は国内で王者の地位を固める。
10万近い大観衆をのみ込んだ観客席が、涙でゆがんで見えた。右手を突き上げ、振り下ろす。最強の人馬をたたえる大歓声に、まぶたが震え、熱くなった。下馬してゴーグルを外すと、あふれたしずくを右手でぬぐった。サトノダイヤモンドとルメール。堂々たるクリスマスの主役だ。
「あまり、しゃべれないね…。すみません、テンションがすごく高くて。競馬は難しい時もあるけど、今日はすばらしいです」
上達したはずの日本語が出てこない。クールな男が声を詰まらせた。そう、まさに、このために日本へ来た。ハーツクライでディープインパクトを破った11年前とは違う。JRA騎手として、デビューから手綱をとり続けた愛馬と勝った。
「通年免許なら1頭の馬を新馬戦からG1まで乗ることができる。そこが(短期免許との)一番の違い」
通年免許に合格した昨年2月5日に口にした言葉だ。合否発表の直前、フランスにいた妻バーバラさんとテレビ電話で会話。緊張に耐えるには、最愛の人の姿と声が必要だった。通話中にインターネットで合否を見てくれたのも妻だ。「僕より喜んでた」。母国を離れ、異国の地で生きていく決断を下した2人。お立ち台を降りると、寒さも忘れる熱いキスをかわした。
ゴールへ飛び込むまでは冷静沈着だった。1周目の直線半ばで中団の外から前へと進出を開始。向正面では3番手まで押し上げた。最後の直線で振りかぶったのは右ステッキ。セオリー通りなら左ムチで追って内のキタサンブラックへ馬体を併せにいくところだが、レース前に池江師から「馬体をくっつけるとキタサンはもうひと伸びする。内外で離した方がいい」と耳打ちされたのを覚えていた。急坂の頂上から再加速して、3頭分ほど外から王者を抜き去った。
「ハートがすごかった。スーパーホース。乗りやすいから、騎手は仕事が簡単ですね(笑い)。ダイヤモンドは大好き。凱旋門賞が欲しいです。スタミナがあって頭がいい。だからチャンスあります」
来秋は世界最高峰レースに挑む。日本の馬と、母国でまだ見ぬ頂点へ。冷たい風が乾かしてくれた瞳にはもう、次なる夢が映っている。
引用元:ヤフー【http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-01756787-nksports-horse】
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ダービー僅差の2着の事を多少なりとも引きずっていたのでは…
菊花賞は快勝したけど、キタサンブラック相手に最後の最後で差し切れたから、何か感極まったのでは?と推測
ジャングルポケットがテイエムオペラオーを差し切った時、何故か見ていたこっちが感極まって涙が出たのを思い出した
ルメールは最初から最後まで完璧だっただろ
あれだけ完璧に乗ってもキタサンに追いつけないと思ったら最後に奇跡の伸び
リーディング獲れなかった悔しさの後にあの神展開ならそら感動して泣くわ
最後の大一番でデビューから乗ってきた馬に乗って勝てたってのは、とてもいい話だと思う
流石にこの中身の差で戸崎はないわ
戸崎は好きではないが、そうは言っても年間通して頑張ったから…そこは評価してもいいのでは
俺もルメールの方が上手いとは思うが
エージェントの期待に応えた戸崎もリーディングの資格あると思うよ
勝利騎手インタビューで言ってだだろ
「日本の騎手として勝った」
「新馬から乗ってる」
「スーパーホースになりました」
社交辞令じゃなく
こういう事に、泣くほど価値を見出だしてるってのがいいよな
ルメールがそういうのを前面に出した事って、そういえばあまりなかったかもしれんな
少し戸崎を見直した
いい奴じゃん…
戸崎は普段抜け作なだけで基本的に良い奴
これテレビ中継にも映ってたわ
ハグして何か言葉交わしてたよな
いい写真だなこれ
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(通年のころじゃないけど)ミルコがネオユニヴァースに猛烈な愛を見せてるのと似たようなものかもしれない
古馬のグランプリでこの馬の強さを証明したから泣いたんだよ
言ってたな
おめでとうルメール
ディープインパクトの子供に有馬記念を勝たせた形式になっている
デムーロは代打専門
これを確信した1年だった
皐月でリオンの全てをぶっ潰したデムーロと
丁寧に一つずつ課題をクリアしてサトノをここまで持ってきたルメールの差はでかいな
重賞での一発とかはデムーロの方がすごいけど、通年でやるならこの辺の差は絶対に出てくる
よく考えて乗ってるよな
競馬や馬を理解して大事に乗ってるんだろうなってのが伝わってくる
馬に悪い癖がつくような変な乗り方はしないし好感持てるよ
くそ真面目らしいからな
まームーアも研究熱心だけど
デットーリとかは感性で乗ってそう(笑)
実際スタンドが静まりかえったし
今日のインタも自分で言いたいこと日本語で言えずにもどかしそうだった
プレッシャーあったに決まってるだろ
今日の平場でボロボロだったのはそれが原因だろう
リーディングは取れなかったけどダイヤモンドとレイデオロはきっちり勝たせたのはお見事
パッと思いつくところで、シンハライトとエアスピネルぐらいしか出てこなかった…
なんだか無性に泣けた。
わかるよ(;_;)
この台詞はよかったな
日本人が言っても名台詞
ひとことに喜怒哀楽の全てが詰まってる気がするわ
めちゃくちゃわかる。拙い日本語だから本当にルメールが伝えたい事じゃないのかもしれないけど、すごく心がある印象的な言葉だったよな。思い出すだけで泣けて来た
引用元:ルメールって有馬勝った事あるのになんで今日の勝利インタビューの時泣いたの?【http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/keiba/1482679003/】