ステファノスとアンビシャスの見分け方

ステファノスは近年では12世代に次いで多くG1を勝った14世代のクラシック善戦馬
若い時期に富士Sを勝ったのに何故かマイルG1に出さずに中距離G1に陣営がこだわり続けている
去年の前半まではラブリーデイよりやや弱いくらいの馬だったが後半には力関係が入れ替わった
G2ではアンビシャスに先着を許しても本番では必ず上の着順を得る

アンビシャスは近年もっともG1の舞台で他世代に負け続けている弱い15世代のクラシック戦線逃亡馬
ダービートライアルに勝ってダービーを回避するという謎の決断に始まり去年の春のG2の大阪杯を最大目標とする逃げ腰ローテ、
秋は毎日王冠と天皇賞だけしか走らない甘やかしローテと何がしたいんだかよく分からない馬

アンビシャスはスローの瞬発力勝負でしかいらないよね

ステファノスは早いラップが続くレース向き

だからタフなG1になると順位が逆転する

溜めればスパッと切れる脚を使うが、ハイペースで引っ張られると脆い、
いわゆる「カミソリ」タイプなのがアンビシャス。
なお、気性面に問題があり、スローでも都合良く脚が溜まるとは限らない。

ステファノスは、正反対の「ナタ」タイプ。
エンジンの掛かりが悪く、後方待機&大外ブン回しの競馬しかできないが、
強豪馬がガチンコで潰し合うG1になると、真価を発揮する。
…筈なのだが、自分から動いてなお、相手を捩じ伏せることが出来る、
超一流クラスには到底敵わないので2、3着までということになる。

共通しているのは、追いかけても馬券的にあまり旨味はないけど、
軽視していると激走されて痛い目に遭う、厄介な馬だということ。