先週9勝を挙げ、リーディングトップをひた走る戸崎圭太騎手(37)=美浦・田島厩舎=が小倉競馬に初参戦。日曜メインのサマー2000シリーズ第3戦、第53回小倉記念・G3(6日)でサンマルティンに騎乗し、史上5人目のJRA全10場重賞制覇を狙っている。
小倉でもスポットライトは戸崎が譲らない。
開催8日間のJRAタイ記録となる21勝を挙げてリーディングに輝いた福島に続き、先週開幕した新潟でも土曜メインの佐渡Sを含め、9勝の固め打ち。
「いい馬に、いいタイミングで乗せてもらっています」と謙遜するが、5年連続の年間100勝も早々に達成し、現在112勝でリーディングを快走中。勢いは止まらない。
今週はサンマルティンとともに初めて小倉に参戦する。
3年連続リーディング、
重賞41勝を挙げてきた名手に、
史上5人目のJRA全10場重賞制覇の勲章を加える大きなチャンスが巡ってきた。
「小倉で騎乗する機会はそうそうない。全10場制覇? 一発で決められたらいいですね」。
普段はクールな男の言葉も、自ずと熱を帯びる。
サンマルティンとは騎乗時2戦2勝。
前走のむらさき賞も好内容だったが、初タッグで勝利に導いた昨夏の福島・南相馬特別(500万)が忘れられないと振り返る。
今回と同じ右回りの小回りで、
メンバー最速の上がり3ハロン34秒0。
福島の短い直線で馬群の外に持ち出すと、左ムチ一発で他馬を一瞬で置き去りにした。
「あのときがすごく強かった。もちろん気をつけて乗っているけど、折り合いを欠いても走れてしまうほど能力が高い馬。左回りより右回りのほうが走りやすいイメージもあるし、ここも楽しみですね」。
本格化の兆しを見せる素質馬に、V奪取の期待を懸ける。
福島最終日には、
あと1勝で開催記録を更新できなかったことを悔しがった。
尽きることのない向上心で勝利を追い続ける37歳。
巡り合ったパートナーとともに、今度は小倉のファンを魅了する。(川上 大志)
◇国枝調教師も「初重賞でもチャンスはある」◇
厩舎期待のサンマルティンが素質を開花させつつある。
父ハービンジャーに母は重賞3勝のディアデラノビア。
半姉に同3勝のディアデラマドレ(父キングカメハメハ)もいる血統馬は体質の弱さもあり出世が遅れたが、いよいよ重賞初挑戦だ。
先月25日に福島のノーザンファーム天栄から、同しがらきへ移動し、27日に小倉競馬場へ。順調に調整を進めている。
国枝調教師は「どこからでも競馬はできるが、小倉らしくペースは流れてほしい。初重賞でもチャンスはあると思う」と期待を込める。
◆JRA全10場重賞制覇した騎手 過去に安田富男元騎手、
武豊、藤田伸二元騎手、横山典の4人が達成。
現役で「あと1」となっているのは、小倉未勝利の戸崎を含めて川田(函館)、岩田(福島)、福永(福島)、蛯名(小倉)の5人。
※カッコ内は重賞未勝利の競馬場。
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美浦・田島厩舎所属。98年に南関東・大井でデビュー。
08年に初の全国リーディングに。地方通算2408勝。
05年よりJRAで騎乗を開始し、
11年安田記念(リアルインパクト)でJRA・G1初制覇。13年3月に移籍。
JRA通算767勝。同重賞41勝(うちG1・6勝)。
全10場重賞制覇達成なら、
87~97年の武豊に次ぐスピード記録になる。
身長160・8センチ、体重49・7キロ。血液型B。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170731-00000197-sph-horse
てまあ別に戸崎が勝とうが負けようがどうでも良いけどよ
松阪世代と今知ったわ
最早誰もが認める日本一だな
エスポジが大絶賛していた馬だよなあ
俺地元民だけどわかるわぁ。
県大会は準決勝までが福島大会と言われてる。
甲子園はどうせ聖光だろぉーみたいな。
地元の選手も少なくて
勝つけど不人気。
戸崎も上手だけど不人気。
外様であることと馬質の良さが
正に聖光と被る。
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だが2000mのレースで2分を切るタイムを出したことが1回もないというのは今の小倉ではマイナス
最初の3ハロンがゆったりしたレースしか経験してきていないので、ペースの速い小倉のラップに戸惑って終了する可能性が大きい
昇級初戦はことごとく馬券になっていない馬だしね
サンマルチンだよ
マルコポーロの東方見聞録に記載のある都市の名前