キタサンブラックに感動した奴

台風２２号接近で不良馬場の雨中の決戦となった秋盾は、武豊騎手（４８）が騎乗した１番人気キタサンブラック（牡５、清水久）が２番人気サトノクラウンとのたたき合いを首差制して優勝。史上５頭目の春秋連覇を達成した。天皇賞３勝目は史上３頭目。勝ちタイムは２分８秒３。３着はレインボーライン。

愛馬の復活勝利をスタンドで見守った北島三郎オーナーは感涙にむせんだ。「雨の中どこへ行ったのかな、と分からなくて。周りからお祝いされて、ブラックが勝ったと知った。内からスルスルと来ているのがブラックだったんですね。武豊さんから『びっくりさせてごめんなさい』と言われてね。あらためて武さんの腕が達者なところ。プロ中のプロだなあと感じました。ここまで立て直してくれた関係者に感謝します。感激しました。ブラックは神様からの贈りものです。引退まであと２戦、楽しみにしています」と喜んでいた。

自身３度目の春秋連覇を成し遂げた武豊騎手は「すごく大きい１勝。結果を出せてホッとしている。パドック、返し馬で最高の出来と感じた。馬場もこなせると思った。ゲートに不安がある馬で、今日はゲートが開く前に突進して出遅れてしまった。やってしまったと思ったが、いい枠順だし、道悪で各馬が内へ殺到することもなかったので、追い込みに切り替えた」と言う。道中は反応が良く、４角は外を回るロスを考えて内を回った。「早く先頭に立ったので少し気を抜くところもあったが、よく頑張ってくれた。（サトノクラウンの）足音は聞こえたけど、来れば、また伸びる馬ですから。宝塚記念で敗れたあとなので、今日は大きな１勝。結果を出せてホッとしています。次はジャパンＣ。日本代表として連覇を目指します」と力強く話した。

また、清水久詞調教師は宝塚記念からの立て直しについて「脚もとも痛めたところもなかったので、ゆっくり夏休みをとった。本当のブラックの強いところを見せたかったので、今はうれしい。レース後の状態が良ければ、ジャパンＣへ行きます」と締めくくった。

引用元：ヤフー【http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/keiba/1509259499/】

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