武豊騎手が引退できない真の理由が明らかに　ディープも涙したその真実とは

《武豊の真心》
「『依頼がある限り、ずっと騎手でいたい。
騎手でいられなくなる自分を想像すると…ゾッとします。
考えただけで失望に襲われる…。近年は、周りやメディアの方達から引退時期について聞かれる事が増えた。
その時に一々答えるのが億劫なので、ある時からは60歳迄乗りたい、引退は全く考えていない、と公言する様にしたんです。

けれど、依頼がなければ続けたくてもできない仕事。
それには、勝って結果を出し続けなければいけない事なんです。
騎手は勝ち以外、評価をされない。2着も最下位もある意味同じなんです。
馬は勝ち以外でも、頑張った走りを評価される事は勿論あるし、賞金面で加算できれば関係者さんが納得してくれる事もあります。
でも騎手としての評価は、やはり勝たなければ駄目なんです。
勝ってくれる騎手に依頼をするのは当然の事、その積み重ねた結果という過程が最も大切な事です。

いつまでも騎手でいたい、それには勝たなくてはいけない、勝てなくなったら依頼は来ない…その時は鞭を置くしかないんですよ。
だから僕はまだまだ頑張らなくてはいけないんです。
そうでないと、夢の途中で辞めざるを得なくなってしまった他の騎手達にも顔向けできないですから。』

上記は武豊騎手が4000勝を達成した際もそれ以前も、あらゆる場で話してきた言葉の纏めである。

彼と初対面したのは29年前だった。まだ表情にあどけなさが残る青年。
その時交わした言葉のやり取りを今でも鮮明に覚えている。

私が、どうして君はそんなに淡々としながらまるで先輩騎手らを馬鹿にした様にアッサリと勝つの？
そんなに勝つと、先輩騎手らの君に対する風当たりも強くなるよね？、と皮肉を込めて聞いた時、

彼は『良い馬に乗せてもらっていますからね。勝ったら当然だと思っていますよ。寧ろまだ足りない位です。もっと先輩や後輩から嫌われる位に勝たないとダメだと思っています。』、
と表情一つ変えずに私の目を見ながら射る様に答えてきた事を。

この時私は、これまで見てきた騎手像とは全く違うものを感じたのだ。背筋がゾクッとしたあの瞬間が忘れられない。
あの柔らかな物腰で消極さをも感じる彼の雰囲気の中に、まるで先端だけが鋭利な弓矢の様で、芯の通った真っ直ぐな眼差しは、
年齢を重ねベテランとなった現在でも変わらない「武豊の真髄」部分である。
私は彼に、祝福の言葉をかけなかった唯一の人間かもしれない

4000勝はおめでとうと言う数字ではない、彼にとっても長年積み重ねた過程の結果に過ぎず、何も大袈裟に祝福する必要はないのだ。
未来は、まだ進行形なのだから。

私らしく、ここではまた批判を覚悟の上で皮肉を言わせてもらおうではないか。
彼にとって一番残念だった事が一つだけある。

それは、彼の二世が出なかった事。血統的に述べるなら「武三世」となる。
先祖代々受け継がれてきた騎手血統が、彼の代で途絶えてしまう事だ。
横山典弘と武豊の倅同士の対決を老後の楽しみにしたかったのだが、叶わぬ夢となった。

彼にもし倅がいたら、どう変化が起きたのだろう。
騎手でいられなくなった後の自分像に、今程の失望感や空虚感が出る事はなかったのではなかろうか。

彼の生きる希望というものが、競馬にしかないのである。
騎手でいる事でしか、呼吸さえできない男と言っても過言ではあるまい。
そこまでの競馬に対する情熱というのは、他を圧倒する執念とも言える。

種牡馬になりたい、とメディアで冗談を発した事があった。
ディープインパクトは今や競馬の支柱とも言える大種牡馬になっている。
あれは冗談のつもりでも、本音が垣間見えたものだった事も確かだ。
メディアでは決して口にしないが、彼は子供が好きである。尋常ではない程に。
赤の他人である難病だった子供の為に海外の果て迄会いに行ったほど。
歳の離れた幼い弟の幸四郎を抱っこしてあやしながら、よく連れ歩いて面倒を見ていた。

例え騎手にならなくとも、我が子がいればそれだけで生きる活力、希望、になるのだ。
しかし彼には、その希望がない。
だから騎手である事に執拗な情熱を持ち、騎手でいられなくなる想像をするだけで恐怖と失望が襲ってくる事に、耐えられなくなってしまう。騎手でなければ、彼の呼吸は止まる。

これが誰も書けなかった「武豊の心髄」部分。

昔、邦彦氏に聞いた事がある。馬に乗る豊君の倅を早く見たいですよね？、と。

すると、いや～男ばかり同じ顔ばかりでもう見飽きたよ（笑）、であった。

なんとも無礼な質問をしたものだと一瞬だけ反省をしたが、これが私の性分である為に許してほしい。
三途の川を渡ったら、邦彦氏にはビールを奢るので良かろう。
そう遠くない未来、もうすぐである。そして共に、残された倅の最期を見届けようではないか。

筆者 前川正光」

だれこの前川って

じゃあ勝ちに行く競馬しろよ

最近の武って着狙いばっかの騎乗ばっかやないか

言ってることとやってることが矛盾しとるで

面白いライターだ

泣いた

マーベラスサンデー産駒の俺も泣いた

その前に騎手会長交代しないとやめられないんだよ

なんか切なくなってきた
やっぱり武豊凄いんだなこいつ

「ディープも涙した」っていうのはどんな状況でどんな様子だったんだろう
いちばん興味をひく肝心なところが記事には書いてないんだよな

武は一貫してこのスタンスだよね

成績が悪いのは全て自分の責任、良い騎手に馬が集まるのは当然の事だと言ってた

久しぶりに良い記事を見た

タケのこういう姿勢は本当に立派だと思う

久しぶりにちょっと感動してしまった

この人の競馬愛は異常だからね

武は真っ直ぐだよなホント
普通なら心折れる

ヨシトミ聞いてるか？

そりゃ騎手会長を福永ができないわけだわ
こんな人に敵うわけない

ただ乗ってるだけで金稼げればいいって言ってる善臣見てると武が支持されるのが分かる気がする

ちょっと泣いたわ
アンチだけど

子供いない理由は外野には分からない

でも武豊が子供好きなのは見てれば分かる

なんか邦彦の言葉にウルッときた

武豊の真髄に突いてるなこの人

俺も武三世が見たかったよ

幸四郎は豊お兄ちゃん大好きだもんな

凄いよ
若手の頃から勝って当然だと思うと、まだ物足りないと言えることが

武豊にあれだけの信者がつく理由が分かる気がする

この人、自分を飾らないよね

これをナチュラルにやってしまうのが理解できないとこ

武は子供好きだもんな
細江のブログ見てると分かる
細江の息子の誕生日に木馬をプレゼントした話とか
ベイビージョッキーｽﾞの時に落馬した子供を心配して医務室まで来た話とか見るとな

このライター凄いなｗ
よく書けたわ

子供の話に触れられるって、平松でも無理だよ

俺も見たかったよ
ノリの子供とユタカの子供の対決

確かに見たかったな豊二世

幸四郎のオムツ替えたりミルクあげたりしてたって杉本との対談でも話してたな
兄達が進学校に行ったから離れて暮らしてたんだってな

若手の頃から鋭利な面があったのは確かに
普段とレースでのギャップが違い過ぎた

だからあれだけのファンがついたのだろうな

この覚悟を持ってるからあの華やかさが出るんだろうな
他のいい馬に乗せて貰っているルメール含む騎手には持てない覚悟だわ
たった数年の評価で武を超えたとか安っぽいもんではない

辿ってきた紆余曲折を考えると、よくこんな考えをまだ貫いてるなと思うよ
普通なら心折れる

鳥肌が立った
久しぶりに読ませる文章を見た

こういう切り込んだ文章を書ける奴って、本当にいないよね
感動してしまった

島田明宏さんの本も好きだけど、
前川さんはまた違った視点で書いてくれましたね

イチローと武の子どもが見れないってのは寂しいね

武と比べるとヨシトミの意識の低さときたら

ヨシトミのインタビュー見てると本当に悲しい
どうして同じ騎手なのにこう迄違うのか

今まで誰も触れられなかった部分に触れてるのは凄い

よく書けたな
それも素晴らしい文章で

ルメール達があれだけ好くのも分かる
武豊って、本当に真っ直ぐなんだよ

引用元：武豊が引退できない真の理由が明らかに･･･ディープも涙したその真実とは･･････【http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/keiba/1542937188/】