【速報】武豊騎手、来年から障害に転向へ！！今冬から欧州で修行と発表！！

>>40
武の師匠である昨十郎厩舎は、障害馬メインだったんだよ
平地で走らない馬しかいなかったから必然的にそうなった
昨十郎厩舎は障害馬が多かった
だからデビューから武は障害馬の調教をずっとつけていた
そこで武は、自分も障害レースに出たいと師匠に言った
昨十郎はそれをＯＫしたんだよ
障害騎手としてもセンスがあると見抜いてたから

しかし、兄弟子の河内が猛反対した
平地一本で行け、障害は危険だから絶対に乗るな、自分の置かれた立場を考えろと
もしお前が障害で怪我をして再起不能になったらどうするんだと
一番迷惑がかかるのは親の邦彦と師匠だぞと
既にスター騎手の看板を背負わされた武にとって、自分の好きなようにしたいなんて考えは捨てなきゃいけなかった
だから武は、河内の言う通りに障害免許を返上したんだよ

>>51
全馬完走レースの割合は、圧倒的に平地>>>>障害だよ
それだけ障害レースは事故が多い
スターとして全ての期待があった若き武にリスクを追わせるのは厩舎の責任になる

河内は武や色んな人間の事を考えてそう諭したんだよ

>>35
若い頃

>>110
昨十郎さんは本当にユタカには甘かった
昔はとてつもなく厳しい人だったと河内が言っていたけど
ユタカのことは孫のように溺愛していたと
だからそれでは駄目だと河内は思ったのだろうね

それを見据えて河内に託した親である邦彦が凄い

>>118
邦彦が本当にそこまで考えていたなら、幸四郎をあれだけ甘やかしてないよ
昨十郎さんは、豊を育てる上で何が必要なのかを分かっていた人

親の愛情がまともに受けられなかった豊に必要なのは、認めてあげること、褒めてあげること、そういった環境を作ることで豊の自尊心を作ったんだよ

河内さんの当時の手記がある
豊は初めから全てにおいて言うことがないほど、完璧なものを持っていたと
技術もセンスも頭抜けていたと
親が邦彦さんだから、自分は迷惑をかけないように人付き合いも完璧だったと
大人びた青年だったと
でも、燻った炎が見え隠れしていた、それを出せばもっと上に行けるのに本人はそれをセーブしようとするところがあると

それを気付いたのが昨十郎さん
だからデビュー2年目になると、フリーになりなさいと豊を離そうとした
でも豊は離れなかった、自分はまだ恩返しが出来ていないからだと
頭を下げて昨十郎さんに求めたんだよ
まだここに居させて下さいと、これを見た昨十郎さんは間違いなくこの子は天下をとる、万人から愛されるスター騎手に必然的になると実感したと、当時厩舎の右腕だった助手である前川さんが述べている

豊をそうさせたのは、昨十郎さんの愛があったから
自分の親にさえ甘えることを知らなかった人間が、そこまでして人の愛を求めたのは、昨十郎さんの愛がちゃんと伝わったからなんだよ

>>126
そこには、浅見国一の存在も大きいね
騎手としての器を育てのは国一さんだから

人としての器を育てのは昨十郎さんと認める

>>133
勿論、豊を語る上で国一さんの存在は欠かせない

だから本当に、豊は周りの人間に恵まれたんだよ
それは、豊だからこそそういった人達の協力を得られたことが大きい

自分の想像よりも遥かに先を越えて行ってしまうと河内さんが言っていたね
若い頃はそれが豊の危うさだったけど、今はもう違う

豊は自分なりに考えて、冷静な判断ができている
だから外野は、豊の行く末を知ることはできない