藤田菜七子騎手、コパノキッキングで初重賞勝利【東京盃】

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ニュース概要

　１０月２日の大井１１Ｒで行われた第５３回東京盃（３歳以上オープン、交流ＧＩＩ、ダート・右１２００メートル、別定、１５頭立て、１着賞金＝３５００万円）は、藤田菜七子騎手騎乗の１番人気コパノキッキング（セン４歳、栗東・村山明厩舎）が逃げ切り勝ち。タイムは１分１０秒７（良）。

２番枠からポンと出たコパノキッキングは押してハナを奪いに出る。一瞬は先頭が並ぶ形になったが、外枠から好スタートを決めたクルセイズスピリツがスッと控えて、コパノキッキングは単騎でハナを切る。４コーナーを回っても手応えは十分。直線半ばでは後続を突き放し、４馬身差の圧勝で藤田菜七子騎手は歓喜の初重賞のゴールを駆け抜けた。

４馬身差の２着には中団追走から外めを追い込んだブルドッグボス（７番人気、浦和所属）、さらに３／４馬身差遅れた３着に先行して内めを粘ったサクセスエナジー（４番人気、ＪＲＡ所属）。

東京盃を勝ったコパノキッキングは、父スプリングアットラスト、母セラドン、母の父ゴールドヘイローという血統。アメリカ・Ｒｅｉｌｅｙ　ＭｃＤｏｎａｌｄ氏の生産馬で、馬主は小林祥晃氏。通算成績は１３戦８勝。重賞は２０１８年カペラＳ・ＧＩＩＩも根岸Ｓ・ＧＩＩＩに次いで３勝目。東京盃は、村山明調教師は２０１５年ダノンレジェンドに次いで２勝目、藤田菜七子騎手は初優勝。

◆藤田菜七子騎手（１着　コパノキッキング）「すごくほっとした気持ちの方が大きいです。それから、ホントに、とってもうれしいです。ナイターは２走前に経験しているので、そのときよりはイレ込みも少なかったですし、返し馬もすごくいい雰囲気で行けたと思います。どう乗ろうか、最後まで悩んだんですけど、ゲートを出たら主張していこうと思っていました。大井の直線がこんなに長く感じたのは初めてでした。続けて乗せていただいたオーナー、調教師の先生、厩務員さんやファンの方というか、人気を背負っていたので、ゴールの瞬間はすごくほっとしました。今後もひと鞍ひと鞍頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」

引用元：ヤフー【https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000567-sanspo-horse】

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