キズナ産駒2歳世代早くも勝ち上がり3頭目

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　藤田菜七子騎手（２２）＝美浦・根本康広厩舎＝が６月２７日の東京１Ｒ、２歳未勝利（芝１６００メートル、１０頭立て）でジュラメント（牝、美浦・根本康広厩舎、父キズナ）に騎乗し、ハナを奪って、そのまま逃げ切った。勝ちタイムは１分３７秒６。

これが菜七子にとってはＪＲＡ通算１０６勝目だが、意外にも東京の芝コースでの勝利はデビュー以来初めて。東京での２日連続勝利はあるが、２週連続勝利も初となった。

内枠から好スタートを決めて、初戦同様にハナへ。「ゲートもうまく出た」と菜七子。前半の８００メートルを５０秒８のスローペースに落として、得意の勝ちパターンに持っていくと、最後も後方から追い上げてくる馬を寄せ付けない。上がり３ハロンをメンバー２位タイの３４秒１でまとめて、逃げ切った。「競馬も上手に走ってくれました。もっともっと成長する余地があると思うので、先々楽しみです」と今後にも期待を寄せた。

新馬戦では報知杯弥生賞ディープインパクト記念を勝ったサトノフラッグの全妹に０秒１差の２着と見せ場をつくった。今年４月のＪＲＡブリーズアップセールで３１００万円の最高額をつけた馬。根本調教師も「根性もいいし、全体的なバランスは整っている」と素質を認める。前走から馬体の回復も順調で、予定通りにこのレースに運び、初勝利となった。今後はいったん放牧に出る予定だ。

菜七子の東京での１２勝は先週まですべてダート戦。デビュー５年目、東京の芝では１４９戦目で初勝利となったが、それを自厩舎で飾り、うれしさもひとしおのようだった。

引用元：ヤフー【https://news.yahoo.co.jp/articles/1f05e51707d8dd60a42669cd75a3ddbbf9da8b0c】

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