蛯名、饒舌
東スポ読者の皆さん、やりました!!
一昨年のイスラボニータに続いて2度目の皐月賞制覇。
本当に、本当にうれしいです。
応援してくださった皆さんには、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
早速レースを振り返ろうか。
スタートはちょっと外によれる感じでもうひとつ。
さて、どうしようか…と思っていたところ、
ミルコ(デムーロ=リオンディーズ)が前に行ったのを見て腹は決まった。
「あの馬が前に行ったなら、後続はきっと早めに追い上げるはず。
となればスローはない。このまま後ろからじっくり運ぼう」ってね。
とはいえ「そう乗れば勝てる」なんて思っていたわけじゃないよ。
週中のコラムでも書いた通り、あくまで今回、主眼を置いていたのは「いかにダービーにつなげるか」ってこと。
ここで“3強”に食らいつくことができれば、今後の展望が広がると思っていたから。
それが「勝てるかも!?」と思い始めたのは3~4コーナーあたりから。
とにかく手応えが良かったし、結構ペースが速く流れていたのも分かっていたから。
そして直線の坂を上がる時には「これは突き抜けちゃうぞ」と確信に変わった。
ゴールした瞬間はガッツポーズがなかったじゃないかって?
いや~あまりに風が強くて、手綱を離したら馬が物見してどこかに飛んでっちゃいそうだったから(笑い)。
だから心の中ではめっちゃうれしかったんだけど、それを表現できなかったんだよね。
まぁ、とにかくすべてがうまくいった。
他馬の動向が見やすかったこと、
そして最終週で荒れ気味のインコースを避けられたという意味で大外枠は結果的にラッキーだったし、
あの強風が速いペースを誘発した側面もあると思う。
う~ん、勝つ時ってのは、こんなもんなんだよなぁ…。
次はいよいよダービー制覇だって?
もちろんそうなってほしいけど、競馬はそう甘いもんじゃない。
特にダービーを勝つことがいかに難しいかは、自分が一番よく知ってるつもりだよ(苦笑い)。
ただ“適性”という意味で、舞台が東京2400メートルに替わるのは大歓迎だと思っている。
距離はもっと延びたほうがいいクチだし、
あまり器用なタイプじゃないから大箱の東京のほうがレースもしやすいだろうからね。
あとは今回の疲れを癒やして、いかにいいコンディションでレースに臨むことができるかだけど、
そこに関しては陣営に全幅の信頼を置いている。
二ノ宮厩舎とはエルコンドルパサーやナカヤマフェスタ、
ディーマジェスティの嶋田賢オーナーにはホエールキャプチャなど、
これまでいい馬とたくさんタッグを組ませてもらって、いい結果を残すこともできているから。
「何の心配もいらない」ってのが偽らざる本音です。
むしろ関係者の皆さんに「ジョッキーだけが心配だ」なんて言われないように、オレ自身が頑張らないと(笑い)。
今週はGIの谷間の週になるけど、今まで通り手を抜かず、ひと鞍ひと鞍大事に乗りたい。
そしてこのまま心身ともにいいコンディションでダービー当日を迎えることができれば…と思ってます。
そのためには競馬場で大きな声援を送ってくださるファンの皆さんの存在が不可欠。
結果を出せないこともあるかもしれないけど、全力を尽くすことだけはお約束しますので、
今後とも応援よろしくお願いします!!
江頭w
まぁあれも演技っつーか、テレビ用ってのはわかってるが。
むしろめっちゃ仲ええやんww
二ノ宮厩舎にはダービー獲ってもらいたい。
悲願という言葉を使っていい数少ない騎手だ
8大競走勝利に1番近い存在でもあるしな
考えて乗れない臨機応変に動けない騎手の方が多いのに
降ろされないんかねぇ・・・とも思ってきた
負けてもどうせ蛯名は来年以降もいい馬乗れるし問題なさそうだな