福永を降ろしてシュヴァルグラン覚醒ｗｗｗｗｗ

ヒュー・ボウマン騎手（３７＝オーストラリア）が騎乗した５番人気シュヴァルグラン（牡５、友道）が好位から抜け出し、２着の３歳馬レイデオロに１馬身１／４差をつけて優勝。７度目の挑戦で待望のＧ１初制覇を果たした。勝ちタイムは２分２３秒７。３着は１番人気キタサンブラック。

逃げるキタサンブラックに１完歩ずつ迫るシュヴァルグランは、直線の坂を上がると並ぶことなく一気に抜き去り、ゴールを先頭で駆け抜けた。ウイニングランでスタンド前に戻ってきたボウマン騎手は何度もガッツポーズをつくり、時には立ち止まって右手を高くかざし、１０万人近い大観衆に会心の勝利をアピールした。「日本でこのような大きなレースを勝てて誇りに思うと同時に大変光栄です。関係者に感謝しています」と笑顔でインタビューに応じた。

Ｍ・デムーロ騎手がサトノクラウンとシュヴァルグランの２頭のうちサトノクラウンを選び、ボウマンの騎乗が決まった。「去年３着馬が、去年より全然いい状態にあるというので、それなら枠順次第で勝利もあるな。僕の馬にもチャンスがあると密かにＶを狙っていました」と言う。水曜の追い切り後に昨年のレースのＶＴＲを見て、友道康夫調教師と作戦を練った。「馬の状態は完璧に仕上げられている。あとは枠順だけです」と語るボウマン。友道師は「キタサンブラックが行くから、それを見ながら３、４番手につけてほしい」と作戦を授けた。枠順が最内１番に決まり、この日、東京競馬場で顔を合わせたとき、ボウマンは開口一番「（枠順は）ラッキー」と告げた。内心、勝利を確信していたという。

「きちっと４、５番手につけられたし、すべてイメージ通りに進んだ。ペースメーカーを１番人気のキタサンブラックが務めてくれて、こちらが２、３馬身差で見ながら運べたのは大変良かった。ロスなく回れたので、直線残り３００メートルあたりでもすごくエネルギーがあった。２００メートルでキタサンブラックは抜ける自信があった。あとは後ろから何か来ないかだけを気にした。勝って当然の馬、今後も楽しみです」と讃えた。

また、友道師は「去年から何回かＧ１に挑戦したが、ここで取れてホッとしている。去年（３着）は春の疲れもあったが、今年は完璧な状態で秋を迎え、１回使って来られたので自信があった。ボウマン騎手が作戦通りにうまく乗ってくれた。ゴール前５０メートルぐらいでぐいっと来たので、これならいけるかな、と思った」、そして「（佐々木か主浩）オーナーがオス馬でＧ１を勝っていなかったので感謝の気持ちでいっぱいです」と鞍上に感謝した。

このあとは有馬記念（Ｇ１、芝２５００メートル、１２月２４日＝中山）へ向かう。「有馬記念は３回目になるが、これまで以上にいい状態で臨めるので楽しみにしています」と友道師。佐々木オーナーとは「この馬でジャパンＣと有馬記念を取りたい」と夢を語り合った。暮れの大一番で、再び主役の座を狙う。

引用元：ヤフー【https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171126-00062664-nksports-horse】

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